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AI時代におけるリーガル業務の新たなスタンダードとは

By: LexisNexis Marketing

* 本サイトに掲載またはリンクされている外部執筆による見解は、必ずしもLexisNexis Legal & Professionalの見解を反映するものではありません

現在、多くの弁護士が業務にAIツールを活用しています。しかし、導入が急速に進む一方で、テクノロジーに対する信頼はまだ十分に高まっているとは言えません。法律事務所ではAIへの投資と実証を進める一方で、法律分野の文脈を十分に理解しない汎用AIツールの「不確実なアウトプット」という現実的なリスクとの間で、どう折り合いをつけるかが課題となっています、

こうした状況の中、LexisNexisは、AIの未来は単に文章を高速に生成することにあるのではないと考えています。私たちが目指すのは、弁護士の実際の業務プロセスを反映したテクノロジーを構築することにあります。つまり、信頼できるデータに基づき、業務プロセスに沿って設計され、リーガル業界が求めるレベルの信頼性を担保できるように設計されたAIです。

現在のリーガルAI:導入と信頼のギャップ

大手テクノロジー企業は、AIインフラに数千億ドル規模の投資を行っています。LLM(大規模言語モデル)は、自然で自説得力のある文章を生成するという点では非常に優れています。しかし、正確な引用、法域ごとの分析、あるいはパートナー弁護士・相手方弁護士・連邦裁判官からの精査に耐えうるアウトプットを生成できるかという点では、信頼性に欠けることを痛感してきました。

例えば、チャットボットは契約書を要約することはできますが、組織のひな形文章までは理解していません。ディスカバリー用質問書(interrogatories)のドラフトは可能でも、法域固有のルールや案件固有の事情を踏まえることはできません。さらに深刻なのは、引用が正確であるか、また参照している法令や判例が現在も有効であるかを十分に検証できない点です。

こうした汎用AIツールの課題を背景に、AIのアウトプットに対して慎重な見方が広がっています。実際に、調査によれば、多くの法律事務所がすでに何らかの形でAIを業務へ正式に導入している一方で、事務所のリーダー層はその信頼性については以前として大きな懸念を抱いていることが示されています。
調査:外部サイトが開きます。

ここから得られる示唆は、「AIがリーガル業務に成果をもたらしていない」のではなく、「適切な基盤を欠いたAIは、法律事務所に重大なリスクをもたらす」ということです。これからのリーガル業界における実務基準は、AIを使いこなす力と、その基盤となる信頼できるデータの双方を備えていることが求められます。

現代のリーガルAI業務を支える3つの柱

LexisNexisは、以下の3つの、相互に関連する考え方を軸にアプローチを進めています。今後のブログ記事でさらに詳しく取り上げて説明します。

1. リーガルワークフローのために構築されたAI

汎用AIツールは、リーガルワークフローを前提として設計されていません。

一方で、Lexis+ with Protégéは、弁護士の実際の業務――ドラフティング、分析、検証、引用チェック――を中心に設計されています。このプラットフォームでは、リーガルスキル(要約や条項抽出などの個別タスク)、ワークフロー(リサーチからメモ作成までの複数工程)、エージェント(複雑な依頼を計画・実行・改善するAI法務アシスタント)という多層構造を導入しています。例えば、弁護士がProtégéに「契約書を分析し、自社のプレイブックに基づいて条項を書き換えてほしい」と依頼した場合、単に文章を生成するだけではなく、弁護士が実際にたどる意思決定プロセスそのものを再現するように設計されています。

2. 信頼できるデータに支えられた信頼できるリーガルAI

弁護士は、AIのアウトプットを無条件に信頼するわけではありません。彼らが信頼するのは、引用、判例、そして自ら検証済みのアウトプットです。LexisNexisは、プライベートかつ安全で、信頼できるAIツールを提供することで業務の効率化・高度化を支援することを目指しています。

当社の2,000億件を超える文書リポジトリには、毎日400万件以上の新規文書を追加されています。さらに、安全な保管領域(Vault)へユーザー自身のドキュメントをアップロードしたり、必要に応じて一般のウェブデータも組み合わせながら、検証可能な完成度の高いアウトプットを、安全かつプライベートな環境内で作成できるようにしています。

私たちは、AIを活用して高品質なアウトプットを生み出すには、LLMによる単なる「推測」ではなく、信頼できるコンテンツに基づく裏付けが不可欠であると考えています。

3. リーガルプロセスとしてのAIドラフティング

AI時代のリーガル業務スタンダードを考える上で、私たちが最も明確に区別しているのは、「文章生成」と「ドラフティング」の違いです。リーガル分野におけるドラフティングとは、単なる文章生成ではなく、構造化され、根拠のある法的主張を構築するプロセスです。

Protégéは、ドラフティングを単なるアウトプットではなく「リーガルワークフロー」として扱うよう設計されています。また、Microsoft 365やCopilotとの連携により、弁護士が普段利用している環境で、説明可能な根拠に裏付けされたAIドラフティングを支援します。ここで重視しているのは、単なる時間短縮ではなく、厳しい精査にも耐えられるアウトプットを生み出すことです。

リーガルAIのこれから

本記事は、LexisNexisがAI時代におけるリーガル実務の新たなスタンダードをどのように再定義しているかを深掘りする4回シリーズの第1回です。今後の記事では、ここで紹介した3つの柱をさらに深掘りし、リーガル業界向けに特化したAIを構築する意味、信頼できるデータがなぜ不可欠な基盤なのか、そしてAIドラフティングが「新奇な機能」から「不可欠な存在」へと進化している背景について考察していきます。

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Lexis+ with Protégé は、信頼できる法務業務を1つのプロンプトで実現するために設計された直感的なユーザーインターフェースを備えた、目的特化型のエンドツーエンド・リーガルAIワークフローを提供します。 Lexis+ with Protégé に搭載された新たなワークフロー機能は、文書作成やドラフティング、レビュー、分析、引用チェックを自動化し、複雑なリーガル業務を効率化するとともに、チーム全体で一貫性のある高品質な結果を実現する、拡張可能かつ再現性の高いリーガルプロセスへと変換するお手伝いをします。

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