企業不祥事が後を絶たない背景には、制度や仕組みの問題だけでなく、経営トップを含む企業構成員一人ひとりの意識やコンプライアンスへの正確な理解の不足があります。本記事では、コンプライアンスの全体像・体制整備の考え方...
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「法」を調べる場合、多くの人がまずは「法律」を思い浮かべe-Gov 法令検索や六法全書を見にいくのではないでしょうか。しかし、企業活動をめぐる規律は、法律の条文だけで完結するとは限りません。判例や、行政機関が出す通達...
AI 活用の波に乗る企業が直面する「法の死角」 ―― 田中が動いた。 LN製造株式会社のAI規制対応とMLex導入事例 「知らなかった」が許されない時代。法改正の頻度と複雑さが増す中、LN製造株式会社のコンプライアンス担当...
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概要
生成AI(GenAI)の高度化により、リサーチに関する問いへの迅速な回答、長文資料の要約、さらには法律専門家向けの文書生成など、実務を大きく変革し得る可能性が広がっていますが、その一方で、データのプライバシーやセキュリティへの重大な懸念も生じています。
法律事務所では、機密性の高いクライアント情報を取り扱う立場にあるため、AIにおけるプライバシーとセキュリティの確保は極めて重要です。LexisNexisでは、クライアントの情報を保護する信頼性の高いAIシステムを構築することを最優先事項としています。これにより、クライアントに対する倫理的・法的義務を確実に果たし、業務上のリスクを最小限に抑え、貴重な情報資産を確実に守ることができます。
関連トピック:サイバーセキュリティの専門家がAIのセキュリティについて議論(英語)
E2EE(端末間暗号化)、多要素認証、継続的な監査に至るまで、当社はインフラ全体にわたり業界最高水準の保護対策を講じています。当社のAI開発は、データプライバシー、データバイアス、誤情報、出典明示、透明性、ガバナンスといった懸念事項に対して十分に配慮したプロセスをつうじて行われています。
LexisNexisがAIのセキュリティとガバナンスを確保するための主な方法は以下のとおりです:
お客様のデータは、いつ何時でも保護されています。保管中のデータは、Advanced Encryption Standard (AES-256 暗号化)を採用しており、これは 256 ビットの鍵を用いた極めて高度なデジタルロックであり、現在の技術では事実上解読不可能です。たとえスーパーコンピュータを使っても、その解読には宇宙が存在し始めてからの時間よりも長い時間がかかると言われています。
転送中のデータは、TLS 1.2 以上の保護プロトコルを採用しています。これにより、データの暗号化だけでなく、サーバー認証やデータ完全性の検証も行われるため、通信が改ざんされる心配はありません。
これは、米国連邦政府や国防総省においても採用されている、いわばセキュリティとプライバシーにおける『最高水準の基準』です。
当社はAIモデルの学習にお客様のデータを使用することは一切ありません。厳格なデータ保持および削除ポリシーを策定し、お客様の機密情報が確実に保護されるよう努めています。
すべてのプロンプトおよびユーザーとのやり取りは仮名化(個人を識別し得る情報が削除された状態)されており、お客様のプライバシーを損なうことなく、システムの性能向上を図っています。
当社のシステムは、データセキュリティと可用性に重点を置いた厳格な基準を満たす、米国公認会計士協会(AICPA)が定めるSOC Type IおよびType IIの認証を取得しています。
これらの認証は、継続的なモニタリングと第三者監査をつうじてのみ維持されています。
LexisNexisは、セキュアなシステム設計において数十年にわたる実績を有しており、この実績を基盤として生成A活用開発を行なっています。バイアスの防止から人のモニタリング確保に至るまで、当社はRELXの「Responsible AI」フレームワークを遵守しています。このフレームワークでは、AIがプライバシーを保護し、説明可能であり、現実世界への影響を踏めて運用されることが求められています。
当社では、単に人間が関与する”human in the loop"を掲げているだけではありません。300名を超える法学博士(J.D.)がLexisNexis独自の「ファインチューニング」というプロセスを通して、システムを評価し、事前学習済みの大規模言語モデル(LLM)をリーガル業務に適した形で調整しています。これにより、当社のシステムはリーガル業務の文脈をより的確に理解し、効率的にタスクを遂行することが可能となります。
当社はRetrieval-Augmented Generation(RAG)を活用し、もう一つのLexisNexis独自のプロセスである「ユーザーのプロンプトを最適化した上で、信頼できる情報源に基づいて回答を生成する仕組み」を構築することで、法的正確性を最優先し、ユーザーに対して最良かつ最も関連性の高い回答を提供します。
エンべディングを活用することで、複雑なリーガル文書をAIが理解しやすい形式に変換し、より高度な検索と高精度な検索結果を実現します。このアプローチにより、システムは当社が保有する膨大なコンテンツライブラリ全体から関連情報を効率的に抽出できるようになり、法律専門家の業務スピードと精度を向上させます。
信頼は一朝一夕に築き上げられるものではありません。LexisNexisでは、セキュリティ、透明性、そして人の専門知識をAIサービスの中核に据える続けることで、お客様より信頼いただけるよう努めています。文書作成であれ、リーガルリサーチであれ、お客様のデータは安全に保護されており、利用されるツールの信頼性は高く、AIは業界最高水準の基準を満たすよう設計されているため、安心してLexisNexisをご利用いただくことができます。
LexisNexisがリーガルテクノロジー分野において、責任ある安全なAIの基準をいかに確立しているかは、当社の画期的なAI搭載ソリューションLexis+ AI、Create+の詳細をご確認ください。
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※本記事は2024年5月8日に初出掲載され、2025年7月28日に更新されました。